2016年10月20日0:27
セガゲームス セガネットワークス カンパニーとShowcase Gig(ショーケース・ギグ)は、新感覚体験メディア「rooVeR(ルーバー)」の本格的な提供開始に合わせて、AIチャットボットを活用したスマートフォンユーザーを対象とする体験型広告の販売を開始した。
「rooVeR」は、Showcase Gigが運営するゲームやアニメをはじめとしたエンタテイメント情報を提供する新感覚体験メディアとなる。Showcase Gigの持つAIエンジン「O:der Cognis(オーダー コグニス)」を活用し、利用者の『rooVeR』内での記事閲覧傾向や診断コンテンツの結果をもとにひとりひとりの趣味・嗜好に合ったエンタテイメント情報をレコメンドする機能がある。また、同サービス利用者へのウェブを通した商品サンプリングや、実店舗で利用可能なクーポン、およびポイント(rooVeRポイント)の提供など、広告クライアントに対してスマホユーザーに特化し、効果的、かつ多様なO2Oをはじめとするマーケティングサービスを提供するそうだ。
この「rooVeR」の本格的な提供開始に合わせ、AI(人工知能)によるチャットボットの技術を活用したエンタテイメント性のある体験型広告の機能を新たに搭載し、販売を開始。今後、サービス利用者と広告クライアント双方にとっての魅力を高め、「rooVeR」をエンタメ情報の提供を核としたプラットフォームに進化させることを目指す。また、セガネットワークスはマーケティング支援ツール「Noah Pass(ノアパス)」を通じて、「rooVeR」の利用者の増加に寄与するという。
なお、この体験型広告が宅配寿司「銀のさら」(ライドオン・エクスプレス)のプロモーションに採用され、「rooVeR」にてキャンペーンを実施している。同キャンペーンでは「銀のさら」のキャラクターである「銀さん」がサービス利用者にチャット形式でクイズを出題し、人気のすしネタを見事当てた利用者にはrooVeRポイントをプレゼント。AIチャットボットによる「銀さん」とは、まるで実際に会話している様にコミカルなやり取りを楽しむことができるそうだ。