2017年5月10日21:18
マジックソフトウェア・ジャパンは、大型レジャー施設スパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産が、現金を持ち歩かなくても施設内での買い物や飲食ができるリストバンド決済システムを導入し、顧客の改善要望に応え利便性を高めた結果、客単価が30%向上したと発表した。同システムはシステムフォワード(福島県いわき市)がマジックソフトウェアの開発ツール「Magic xpa」で行っている。
スパリゾートハワイアンズは、年間を通して水着で遊べる大型レジャー施設だが、水着では現金を持ち歩けないため、施設内でのキャッシュレス化は長年の課題だったという。特にスパリゾートハワイアンズの繁忙期は夏休みであり、システムフォワードへの正式な開発依頼から7月のカットオーバーまでは、実質2カ月間しかなかったが、予定通りに開始できたそうだ。
また、リストバンド利用者のアンケートによると、宿泊滞在期間の連続利用や、家族へのリストバンド発行などの利便性向上の結果、客単価は概算で30%程度は向上しているという。