青森共同計算センターがローコード開発ツールで決済端末を連携(マジックソフトウェア・ジャパン)

2020年4月8日13:05

マジックソフトウェア・ジャパンは、青森共同計算センターが、ローコード開発ツール「Magic xpa(マジック エックスピーエー)」で開発したキャッシュレス決済システムを、JAグループ青森の113拠点に導入したと発表した。

機器構成とシステム構成図(マジックソフトウェア・ジャパン)

青森共同計算センターは、Magic xpaで購買基幹システムと決済端末を連携したキャッシュレス決済システムを開発し、2019年10月にJAグループ青森様の113拠点で運用をスタートしました。

キャッシュレス決済システムとは、青森共同計算センターが開発し、JAグループ青森が使用している購買基幹システム 通称「アトラス」と、ネットムーブ社の対面式クレジットカード決済アプリ「SaAT ポケレジ」の決済機能を自動連携するシステムとなる。

青森共同計算センターは、ローコード開発ツールの選定からはじまり、開発手法の習得、プログラムの開発・テスト、JAグループ青森の113拠点での教育・導入まで、6カ月という短期間で問題なく運用をスタートすることができたという。

青森共同計算センターが比較検討したローコード開発ツールはMagic xpaの他に2製品あった。検討の結果、Magic xpaを採用した一番の理由は、習得のしやすさと、他の開発ツールに比べ、データベースの項目追加や変更が簡単にできるため、ユーザーの運用に合わせたシステムの仕様変更が容易なことという点で優れていたためだとした。

Magic xpaの習得のため、サンプルプログラムや自習教材を活用し、さらに研修で実践的なスキルを学び、約2週間で実際のシステム開発に取り組むことができたとしている。

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