2017年10月23日21:26
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、 日本通信提供の、EC・通販事業者のカード情報非保持化に対応する、クレジットカード決済時のカード情報入力専用タブレット端末・回線を、2018年1月を目処に取扱開始すると発表した。
クレジットカード決済を取り扱うEC・通販等の非対面取引事業者(加盟店)は、2018年3月までにカード情報非保持化もしくはPCI DSSの準拠が求められている。電話・FAX・はがき等の手段で注文を受け付けるEC・通販事業者が、カード情報非保持化に対応する場合、 一定の条件に合致した専用タブレット端末を使用してカード情報を入力し、さらにPCI DSSに準拠した決済システムを利用する方法がある。
GMO-PGは、従来提供している「非通過型決済」と合わせて、新たに専用タブレット端末・回線も取り扱うことで、非対面加盟店のカード情報非保持化を包括的に支援するという。
カード情報の入力・決済は、GMO-PGが提供する決済システムの管理画面に直接遷移し、 通信も日本通信が提供する専用回線で行われるため、入力したカード情報は社内ネットワークを通過することはないそうだ。また、カード情報の非保持化に必要となるセキュリティ条件を満たした設定が完了している専用タブレット端末を提供するため、 追加のシステム開発も必要ないとしている。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
ネットショップやデジタルコンテンツなどのオンライン事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、並びに日本年金機構や東京都等の公的機関など6万7,921店舗(GMO-PGグループ2016年3月現在)の加盟店に総合的な決済関連サービスを提供しております。
また、決済サービスを中心に、加盟店の売上向上に資するweb広告サービス等の付加価値サービス、加盟店の成長を資金面からサポートする融資等の金融関連サービスの提供、海外決済サービス提供等の海外事業などを行い、年間決済処理金額は1.8兆円を超えております。