2011年6月10日9:07
デジタルサイネージの専門展として2008年のプレビュー開催から数えて第4回目を迎える「デジタルサイネージ ジャパン 2011」(主催:デジタルサイネージ ジャパン 2011実行委員会、運営:デジタルサイネージコンソーシアム/ ナノオプト・メディア)が6月8日から10日まで千葉県千葉市の幕張メッセで開催されている。
会場にはICカードと連動したデジタルサイネージも目立った。大日本印刷は17インチのタッチパネル式ディスプレイで顧客とのインタラクティブなコミュニケーションが実現できる「アクティビジョン・ミニ」を展示。FLAP通信機能付のFeliCaリーダライタやプリンタでクーポンの発行が可能だ。
トッパンフォームズはNFCリーダライタ搭載のAndroid小型サイネージを展示した。MifareやFeliCaのカードや携帯電話が利用でき、店頭でのポイントカードやオフィス、学校などで活用できる。価格は1,000台のロットで1台5万円、1万台で3万円となっている。同社ではAR(拡張現実)を利用したソリューションも展示した。
また、ICT分野の総合展示会として今年18回目の開催を迎える「Interop Tokyo 2011」、多様化するマルチメディア業界の最新動向をお伝えする専門イベントである「IMC Tokyo」 も同時開催されている。