2022年5月17日20:00
KAERUは、兵庫県加古川市、加古川市社会福祉協議会と連携し、「歳を重ねても住みやすいまちづくり」を目指し、成年後見制度および日常的な金銭管理の支援において、2022年5月よりお買いものアシスタント機能付きプリペイドカードサービス「KAERU(かえる) 」の導入による実証実験を開始すると発表した。
KAERUが発行しているプリペイドカードは、国際ペイメントネットワークブランドMastercardがついたプリペイドカードのため、全国の加盟店で利用することができる。また、アシスタント機能には「紛失時の利用停止」や「利用記録」「利用額の設定」等がついているため、現在の制度の運用方法に「KAERU」を導入することで、利用者は、キャッシュレス利用ができることに加え「お財布を無くしてしまう」「何をいつ買ったか忘れてしまう」「使いすぎてしまう」といった買い物における不安を軽減することができるという。
また、支援専門職員は、金融機関に出向く必要がなくなり、現在手動で行っていたお金に関する記録も「KAERU(かえる)」のシステムを活用することで時間的コストを削減することができ、より多くの人への支援活動に時間を充てることができるようになる。
なお、同カードは、TOMOWELPaymentServiceが提供するプリペイドカードプラットフォーム(Baas事業)との共同開発によるKAERUオリジナルのプロダクトになります。日本初となるMastercardブランド付の高齢者をメインターゲットとしたプリペイドカードということから、三菱UFJニコス、Mastercard社からの協力を得て、運営スキームや利用条件などをユーザー向けに新たに整備し、実現に至った。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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