2011年4月18日10:00
スマートリンクネットワークが提供するクレジット決済代行システム「e-SCOTT(イースコット)」が、独自の本人確認・認証サービス「認証アシストサービス」の信頼性および安定性への評価により、指定信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)の「インターネット開示」に採用されたと発表した。
クレジット業界の個人信用情報機関であるCICは、2010年3月の貸金業法、同7月の割賦販売法に基づく指定信用情報機関に認定された。CICは指定信用情報機関の役割・責任を果たすため、指定情報の安全管理および情報の正確性向上、適正かつ確実な業務処理など内部統制・コンプライアンス態勢の強化に取り組む一方、消費者の利便性向上を図るため信用情報のインターネット開示を開始した。
インターネット開示は、過去一定期間にCICの開示制度を利用したことがある消費者を対象に、ネットを使いPCやケータイから自分の信用情報を確認できるもので、利用料の支払いはクレジットカード決済に限られ、「e-SCOTT」がカード払いの仕組みとして採用された。
スマートリンク提供の「e-SCOTT」は、大手クレジットカード会社とダイレクトに接続をすることにより、不正利用対策として業界唯一のソリューションである、独自の本人確認・認証サービス「認証アシストサービス」を実装している。同サービスは、2011年12月に日本クレジット協会などが制定したネット取引における本人認証に関するガイドラインでうたわれている「カード会社が保有する情報との一致による認証」を業界で唯一実現している。また、ペイメントカード業界の国際的なセキュリティ基準「PCI DSS」に5期連続で完全準拠。国際規格のISMS認証も取得している。