2025年9月3日8:13
ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、このほど、ホワイトペーパー「B2Bカード決済導入の価値、取引から変革へ~アジア太平洋地域の大手サプライヤー調査報告」の日本語版を発表した。
同ホワイトペーパーは、KoreFusionに委託し、2024年8月から10月にアジア太平洋の12の地域(オーストラリア、中国本土、香港、インドネシア、日本、マレーシア、ニュージーランド、フィリピン、シンガポール、韓国、タイ、ベトナム)の大手事業者1,000社を対象とした定量調査と、アジア太平洋の13の地域(上記12か国とインド)における事業者100社(カード決済導入事業者25%と非導入事業者75%)への詳細な定性インタビューの洞察から、B2B取引におけるカード決済の導入状況とサプライヤーの財務・運営面の利点についてまとめたものだ。
同調査の結果、大手企業は銀行振込やその他の従来型決済方法でB2B決済を受け付ける際に、重大かつ時として見えにくいコストを負担しており、その総額は、B2B売上高の最大4.7%に達することが明らかになったという。カード決済導入はこれらのコストを大幅に削減する一方で、売上増加といった追加的なメリットも生み出すことで、B2B売上総額の最大4.75%に相当する価値をもたらすことが示された。カード決済手数料を差し引いても、B2B売上高の2.77%に相当する利益となり、これは最大52ベーシスポイントの利益率向上につながる可能性があるそうだ。
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