2017年11月30日9:35
三井住友カード、NTTデータの2社は、東急不動産、東急不動産SCマネジメントが運営する、東急プラザ銀座において、2017年12月1日から、銀聯が提供する非接触IC(NFC)決済であるQuickPass(クイックパス)の取り扱いを日本で初めて開始すると発表した。
QuickPassは、すでに中国で広く利用されている非接触決済であり、1,000万店の加盟店で取り扱われている銀聯の決済方式となる。香港、マカオ、台湾、シンガポール、オーストラリア、アラブ首長国連邦、ロシア、ギリシャなど10以上の国と地域でもQuickPass決済が利用可能となっている。全世界で30億枚のQuickPass機能がついているICカードが発行されている。銀聯カード会員はNFC機能付きのスマートフォンにおいて専用アプリと紐付けることにより、スマートフォンでのQuickPass決済が可能となる。
また、今回のQuickPass導入に伴い、銀聯国際有限公司と共同で、同施設においてキャンペーンを実施する予定だ(1月中旬、春節前に開始予定)。
キャンペーンは、店頭での1万円以上のQuickPass利用金額から2,000円を割り引く内容となっており、QuickPassの利用促進を図るという。
東急プラザ銀座では、NTTデータが提供する加盟店向けクラウド決済サービス「CAFIS Arch」を導入しており、クレジットカードをはじめとしたさまざまなインバウンド決済を導入している。今回のQuickPass導入に合わせて、同じく国際ブランドの展開する非接触決済サービスである「Visa payWave」や「Mastercardコンタクトレス」の取り扱いも開始する。