2019年2月18日19:40
NTTデータは、情報銀行の実現に向け、個人の同意に基づきパーソナルデータを流通させるプラットフォームを活用した実証実験を2019年2月18日より行うと発表した。
同実証実験では、パーソナルデータを活用する一般消費者向けのサービスを想定し、個人情報利用に関する同意・流通履歴などを管理するプラットフォームを構築したという。そして、実際のデータを使用し、個人および事業者における課題の抽出と解決方法の検討、さらなるサービス向上の検証を行う。
具体的には、一般のモニター参加者を募り、企業のサービス利用申請の申し込み、実際のパーソナルデータの連携に同意するWeb上での意思表示、パーソナルデータの情報更新手続き等を体験してもらい、利用した感想を集計するそうだ。
今後NTTデータは、実証実験での結果をもとにサービスのさらなる改善を行い、2019年度中を目標に情報銀行の仕組みを支えるプラットフォームの実運用を目指す。