2021年3月19日19:04
パナソニック システムソリューションズ ジャパンは、2020年11月に提供開始した顔認証SaaSプラットフォームに入退、チケッティング連携の機能を追加し、2021年3月19日より提供開始した。入退、チケッティング連携の機能は、2020年11月4日に提供を開始した点呼・勤怠アプリケーションの機能を拡充したものとなる。
また、顔認証SaaSプラットフォームの名称を「KPASクラウド」に変更。KPASは、同社の顔認証技術で本人認証を行う入退セキュリティシステムとしてさまざまな業界で利用されている。新たにKPASクラウドとしてSaaSプラットフォームを提供し、さらなる顔認証アプリケーションの機能拡充に努めるそうだ。
今回追加した入退機能は、入退管理システムとの連携が可能だ。これにより、自社製品に顔認証機能を追加したい企業は、専用のアプリケーションを開発する必要がなくなるとともに、システム連携により電気錠やゲートなどの解錠制御を顔認証で行うことが可能だ。接触機会の低減と共に高度な本人確認プロセスを入退管理に組み込むことができるようになる。
また、チケッティング連携機能は、顔認証システムとチケット(座席)予約システムとの連携が可能だ。これにより、チケットの本人確認システムを提供する企業は、自社で専用のアプリケーションを開発する必要がなくなると同時に、本人確認を顔認証で行う事ができるようになる。
入退、チケッティング連携機能の利用料は、入退機能を利用する場合の月額サービス料(税別)が登録人数と照合回数に応じた価格テーブルとなる。例えば、登録人数100人の場合、月2万円からとなる。また、チケッティング連携機能を組みこんだ上で、各チケット販売会社サービスとしての価格設定がされる。
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ペイメントナビ編集部
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