2024年4月19日8:20
JR東日本は、ビューカードとともに、JR東日本グループブランドのデジタル金融サービス「JRE BANK」を2024年5月9日から開始する予定だ。同サービスのメリットや特徴、口座数の目標などについて、JR東日本に説明してもらった。
池谷貴
グループカラーを前面に押し出す
6つの強調したいメリットは?
JRE BANKのサービスは、利用者が保有するスマートフォンで「JRE BANK アプリ」もしくはウェブサイトから口座を開設して利用可能だ。利用者にはJCBと提携したブランドデビット機能付キャッシュカード(JRE BANKデビット)を発行する。
JRE BANKは、2021年ごろからサービスの検討を始め(参考記事)、2022年12月13日に開始準備のリリースが行われたが、「サービス開始に向けた開発において、JRE BANK(弊社グループ)のカラー(ブランド)を前面に押し出していくことに注力いたしました」とJR東日本では述べる。
JR東日本では、特に強調したい「JRE BANK」サービスのメリットとして、①JRE BANK優待割引券(4割引)、②どこかにビューーン!2,000ポイント割引クーポン、③(モバイルSuica限定)Suicaグリーン券、④JR東日本グループ会社のさまざまな特典、⑤会員ステージに応じたJRE BANKプラス、⑥駅のATM 「VIEW ALTTE」での現金引き出しが無制限に手数料無料、という6つを挙げた。
①のJRE BANK優待割引券は、1枚でJR東日本営業路線内の片道運賃および片道料金を4割引で利用できる。年間2回の判定で、最大年10枚をプレゼントする。
②は、JR東日本がおススメするどこか1つの駅へJR東日本グループの共通ポイント「JRE POINT」で往復利用できる「どこかにビューーン!」を通常から2,000ポイント引きで提供する。通常、東京・上野・大宮発は6,000ポイント、仙台・盛岡・新潟・長野発は5,000ポイントとなるが、年間4回判定、最大年12枚プレゼントする。
③は、普通列車グリーン車を無料で利用できるSuicaグリーン券を年間4回判定で、最大年4枚プレゼントする。
④は、ジェイアールバス関東、GRANDUO、JR東日本ホテルズ、NewDays、LUMINEなど、JR東日本グループ会社のさまざまな特典が利用可能だ。
⑤のJRE BANKプラスは、JRE BANKの特徴的なサービスの1つだ。利用者は、JRE POINTリンク登録※をすることで、JRE POINTの獲得倍率がアップしたり、提携ATM手数料(預入・引出)無料回数や他行振込手数料の無料回数が増えるなど、利用状況および会員ステージに応じたさまざまな特典を受けられる。
⑥も特徴的なサービスだ。JR東日本では「JRE BANK口座の残高の現金引き出しは、駅のATM 『VIEW ALTTE』にて、上限回数なく無制限で手数料無料とするサービスを行うため、多くのお客様にご利用いただきたいと考えております」と説明する。
※JRE POINTやさまざまな特典を受け取るには、JRE POINT WEBサイトへの事前登録とJRE BANK口座との連携(JRE POINTリンク登録)が必要
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