2025年10月31日14:33
銀聯国際は、国際カードブランド「UnionPay（ユニオンペイ）」において2025年11月1日～2026年12月31日まで、近鉄百貨店での買い物が10%OFFとなる訪日外国人専用VIP（プラチナ）カードの発行を開始した。また、阪急阪神百貨店でもショッピングにおいてキャンペーンを展開しており、関西圏においても訪日外国人向けのキャッシュレス決済利便性向上と特典拡充を目的とした取り組みを実施している。
具体的に、UnionPay（銀聯）ダイヤモンドカードまたはプラチナカード会員を対象に、近鉄百貨店にて特別優待を受けられる「訪日外国人専用VIP（プラチナ）カード」を発行する。同カードを提示してもらうことで、近鉄百貨店各店舗での買い物が10％OFFとなる特典を受けられる。発行は、あべのハルカス近鉄本店（大阪市阿倍野区）の免税サロンにて実施し、会員はその場で申し込み可能だ。
なお、UnionPayは、日本の主要百貨店・商業施設と連携し、訪日外国人向けのキャッシュレス決済の利便性向上と優待拡充を推進している。関西圏においても、近鉄百貨店とのキャンペーンにとどまらず、本店を大阪・梅田に構え、阪急百貨店・阪神百貨店という2つの日本を代表する百貨店を運営する阪急阪神百貨店とのキャンペーンも実施している。 阪急阪神百貨店では現在、阪急うめだ本店、阪神うめだ本店、神戸阪急、博多阪急、阪急メンズストア大阪、阪急メンズストア東京の各店舗において、外国人観光客がUnionPay（銀聯）カードで決済を行うと、5％割引が受けられる特別優待キャンペーンを展開中だ。クーポンは各店舗でパスポートを提示のうえで受け取ることができ、免税手続きも同時に対応可能だ。
また、阪急阪神百貨店では、事前にキャンペーンへエントリーのうえ、銀聯カードで会計すると、各回の買い物ごとに割引が適用される特典も用意した。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト
