2012年11月24日9:00
米国FRBの第3四半期調査によると、クレジットカード利用金額は、季節変動調整後年率で4%伸びた。
ただし、リボルビング利用は年率で1.6%のマイナス。いっぽうノンリボルビング(マンスリークリア)の利用は6.6%増となっている。
9月単月でのクレジットカード利用は年率5%の伸びだった。リボルビング利用はマイナス4.1%と大きい。ノンリボルビングは9.2%増だった。
クレジットカード利用はリーマンショック後の2009年がマイナス4.5%、2010年がマイナス1.2%だったが、2011年には3.4%増となっている。
2012年9月末のリボルビング残高は8,520億ドル。ノンリボルビング残高は1兆8,852億ドルだった。
2011年の第4四半期からリボルビング利用は増加していたが、この第3四半期にマイナスとなった。米国景気の先行きが不安なことから、負債を減らそうという意識が働いているようだ。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。