2022年4月12日7:00
長野県小諸市は、DX(デジタルトランスフォーメーション)による情報発信とMaaS(モビリティ アズ ア サービス)による新交通とを組み合わせた社会実験、「縁JOY!小諸」を2022年4月16日~11月26日まで実施すると発表した。
同市では、DXとMaaSの組み合わせにより、小諸のまちなかでの滞留と回遊の促進を目的とした官民共創による社会実験を実施するそうだ。
DXによる情報発信では、地図情報型サービス・LINE公式アカウント「信州こもろ・こま~す」とまちなか等の新コンテンツ提供サービス・WEBサイト「縁JOY!小諸ポータル」との相互連携により、自宅でも、外出中でも、小諸の情報を発見できるという。
また、小諸駅と懐古園、こもテラス・ツルヤ小諸店に、データ連携したデジタルサイネージ「こもろタッチ」を設置し、シーンに応じた情報提供を行う。
MaaSによる新交通では、環境にやさしいEVバス「こもこむ号」と開放型3輪電動カート「egg」により、北国街道まち巡り便を運行し、LINE公式アカウント「信州こもろ・こま~す」の経路検索・チケット決済機能により、しなの鉄道と連携したサービスを提供する。
「信州こもろ・こま~す」では、しなの鉄道の往復切符の2割引で1日フリー乗車券を購入できるほか、「布引観音・台地巡り便」をはじめ、季節の見どころをEVバス等で案内するサービスも行う。
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ペイメントナビ編集部
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