2023年9月20日9:00
インドで開催された「Global Fintech Fest2023」には、クレディセゾンも出展していた。インド子会社である Kisetsu Saison Finance(Credit Saison India)では、フィンテックとの提携を中心としたデジタルレンディングを強化している。
インドでグローバル事業拡大へ
テクノロジーで市場をリード
クレディセゾンでは、グローバル事業をコアビジネスに育てることを目指しており、近い将来に、全社利益の30%をグローバル事業で生み出す規模まで拡大させることが大きな目標となっている(関連記事)。
インドには、2018 年初に参入を決定し、翌年にレンディング事業を開始して以降、積極的に投資を行ってきた。また、現地での 信用力(長期信用格付 AAA)を最大限に活用した資金調達に取り組んだ結果、インドでの 2023 年3月末現在の調達額はインド国内金融機関からの借り入れを中心として約 800 億円に上り、その借入先はインド及び日本のトップ 銀行約 25 行と複数に渡る。
クレディセゾンの発表によると、2022 年度は貸付債権残高約1,000億円(前年同期比 273%)、純収益約 100 億円(同 444%)、事業利益約 18 億円(同 293%)と大きく伸長している。一方で、提携レンディングを主とする戦略により貸付債権リスクは、90 日以上延滞率 0.5%以下と極めて低く抑えているそうだ。
インドは、世界2位の人口と旺盛なレンディングニーズにより成長期にある。Credit Saison India Program Head(BL/PL) Amit Mungekar氏は「いい時期にセゾンはインドに入ることができました。テクノロジーのアドバンテージで言うならば、私たちはリードしています」と話す。
支店を75まで拡大へ
インドでの成長機会は大きい
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