2025年2月18日8:30
エデンレッドジャパンとfreee(フリー)の2社は、「#第3の賃上げアクション」を昨年立ち上げた。そ今年は「中小企業にこそ、福利厚生による賃上げを」をテーマに掲げ、2025年春闘に向けた新プロジェクトを始動。ベアーズも含め、3社による新プロジェクト発表会を2025年1月29日に開催した。
・福利厚生サービスが従業員の賃上げにつながる? 「チケットレストラン」導入加速
・非正規雇用にも「第3の賃上げ」呼びかけ、福利厚生サービス「チケットレストランタッチ」は拡大続く
「#第3の賃上げアクション」呼びかけ
2025年は2つの取り組みを強化
「#第3の賃上げアクション」は、実質手取りを増やすことができる福利厚生サービスの活用を“第3の賃上げ”として整理し、より多くの企業に第3の賃上げが広がり、そして福利厚生の導入を通して、より働きやすい社会が広がることを目指して昨年2月に立ち上げたアクションだ。
また昨今、大企業と中小企業の賃上げ格差が拡大していること、そして物価上昇に加え、税金、社会保障費の負担増加など、ますます家計負担が増えている実態を受け、中小企業にこそ、福利厚生による賃上げの呼びかけが重要であるため、イベントの開催に至ったという。
当日は、発起人であるエデンレッドジャパン 代表取締役社長 天野総太郎氏が新プロジェクトを紹介した。昨年の2月に第3の賃上げアクションをエデンレッドジャパンが発起人となり、そして賛同会社20社で立ち上げたプロジェクトとなる。天野氏は「第3の賃上げは、従業員の実質手取りをアップする効果、そして企業の税負担を軽減する効果がある福利厚生に着目し、通常の賃上げの代替案もしくは強化策として、日本市場でもっと浸透してほしいという強い思いから、このプロジェクトを立ち上げています」と説明する。
プロジェクト発足後、参道企業は当初の20社から現在160社まで拡大(2025年1月現在)。プロジェクト発足後のチケットレストランの新規契約者は飛躍的に拡大しており、「特に中小企業からの問い合わせが多く新規契約増加しております」と天野氏は成果を述べる。新規導入数は2021年比で7.3倍、2023年比で1.8倍まで急増。そのうち9割が中小企業だ。
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