2012年10月18日15:14
イオンと広島市は、2012年10月15日、包括提携協定を締結したと発表した。
今回の協定の目的は、イオンと広島市が相互に緻密に連携することにより、双方の資源を有効に活用した協働による活動を推進し、広島市のさらなる地域活性化および市民サービスの向上に取り組むこととなっている。
同協定に基づき、両者は、行政情報発信・観光情報発信、地産地消推進・産品販売の推進、子育て支援、高齢者・障害者支援、環境保全、災害対策、電子マネー「Hiroshima平和祈念WAON」の活用など10項目について協力し、さまざまな取り組みを進めていく。
Hiroshima平和祈念WAONカードは、2010年8月7日に発行し、全国15万1,000箇所のWAON加盟店で利用可能だ。さらに、同カードは、利用された金額の0.1%をイオンから「原爆ドーム保存事業基金」に寄付することで、原爆ドームの保存事業に役立ててもらうという。
イオンは、2009年11月から、広島市などで顧客が自宅に居ながらにして近隣の店舗にご要望の商品を注文、受け取りできるサービス「イオンネットスーパー」を展開している。2012年10月4日から、同サービスを広島県全域に拡大し、同時に電話やFAXでも利用してもらえるように整備するなど、顧客の利便性向上に努めている。