2017年4月3日20:33
NTTデータは、バーコード読み取り決済サービス「モバイルレジ」に、口座振替受付機能を追加し、2017年4月1日より自治体向けに「モバイルレジ口振受付サービス」を提供開始したと発表した。
「モバイルレジ」は、納付書に印刷されたバーコードをスマートフォンや携帯電話のモバイルレジアプリで読み取り、モバイルバンキングを利用して支払いを行うサービスだ。モバイルレジ口振受付サービスは、利用者がスマートフォンや携帯電話のモバイルレジアプリで納付書のバーコード情報を読み取ることで、税目・料金を判別し、口座振替の申し込みを可能とするサービスとなる。
今回の機能追加により、利用者は税・料金の支払いに加え、同サービスに対応した自治体のバーコードであれば、税・料金の支払い先自治体や対象税目等の必要情報を所定の用紙に記入したり、Web画面に入力したりすることなく、口座振替の申し込みが可能となる。
自治体は「モバイルレジ」を導入することで、簡単アクセスによるモバイルバンキングでの支払いや口座振替申請手段を用意することができ、住民の利便性向上につながるとともに、収納率の向上も期待されるそうだ。さらに、誤記による手戻り防止やペーパーレス化によるコスト削減などを図ることもできるという。
まずは、現在NTTデータのコンビニ収納代行サービスを導入済み自治体に対し、モバイルレジおよびモバイルレジ口振受付サービスの導入拡大を目指す。
支払い可能な納付書は、自治体が発行する税金・料金の納付書のうち、NTTデータのコンビニ収納代行とモバイルレジを導入済みで、同サービスを導入した自治体が指定する税目が対象だ。今後は、モバイルレジ口振受付サービスに対応している金融機関のうち、自治体が利用申し込みをした金融機関で利用可能となる。