2017年7月12日14:56
ポイントカードの世界では、「Tポイント」、「Ponta」、「楽天ポイントカード」、「dポイント」、「WAONポイント」といった共通ポイントサービスがしのぎを削っている。近年は、複数のポイントを導入し、顧客利便性向上に努めている企業も見受けられる。
また、特定のエリアでの共通ポイントを展開する企業、地域貢献活動などのショッピング以外で付与されるプログラム、プリペイドカードなどの支払いサービスと連携したポイントサービスなども目立ってきた。
さらに、リアル店舗とインターネットサイトを運営する企業では、双方のポイントをシームレスに付与し、使える仕組みの構築に力を入れている。
そこで今回は、お得意様育成の手段となるポイントやクーポンの戦略について主要企業に話を聞いた。
■リージョナルマーケティング
北海道の共通ポイントプログラム「EZOCA」が会員拡大に向け新たなフェーズに突入
「サツドラ」に加え、ホームセンター「ジョイフルエーケー」でも利用を開始
■浅草神社
浅草神社がサイモンズポイント機能付き「カード型御守」を頒布
ポイントを神社の護持・運営のみならず、地域活性化のために活用
■トゥ・デイファクト
電子書籍ストア、本の通販ストア、リアル書店をつなぐハイブリッド型総合書店「honto」
購入状況によって「hontoポイント」付与率がアップする「hontoクラブ」を開始
■サントリー食品インターナショナル
健康応援ポイントサービス「サントリーGREEN+」、自動販売機とスマホアプリを連動させて企業の「健康経営」をサポート
■ダイドードリンコ
スマホアプリを使って自動販売機でポイントが貯まる「Smile STAND」
自動販売機を利用する楽しさを提供し、新規顧客開拓とリピート購入促進を狙う
楽天証券
国内ポイント業界初、「楽天スーパーポイント」で投資信託の買付が可能に
100ポイントで投信の買付ができるサービスにより、投資を始めやすい環境を整備
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