2020年10月27日7:20
MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険、およびあいおいニッセイ同和損害保険は、2020年10月から、利用者のスマートフォンで保険料振替口座を登録する「ネット口座振替受付サービス」の提供を開始したと発表した。
両社では今回、「ネット口座振替受付サービス」を導入し、ペーパーレス・印鑑レスを進めることで、利便性の向上を目指すとともに、多様化する利用者へのニーズに柔軟かつスピーディーに対応できる態勢を整備するという。また、紙での手続きや現金の取り扱いの削減により、代理店・当社における保険料領収・精算業務の効率化も図る。
具体的には、利用者のスマートフォンから保険料口座振替の登録を実施。まず代理店が利用者の契約に応じたQRコードを案内し、利用者ががスマートフォンから専用QRコードを読み取る。その後、利用者が口座登録専用サイトから希望の金融機関を選択し、口座情報を入力する流れとなる。
これにより、従来、約10%の頻度で発生していた「口座届出印相違等の不備」を防止できるため、スムーズかつペーパーレスでの口座振替登録が可能になるという。
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ペイメントナビ編集部
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