COTSから新端末まで注目の決済端末・ソリューション(リテールテックJAPAN2023)

2023年3月2日23:00

日本経済新聞社が主催の国内最大級の流通向け展示会「リテールテックJAPAN2023」が東京ビッグサイト(東京都江東区)で2023年3月3日まで開催されている。各社の詳細な記事は後日、個別に紹介するが、今回は展示されている製品やサービスを簡単に紹介する。最終日に会場に訪れる人は参考にしていただきたい。今回は前編となる。

NTTデータは新サービスとして提供を目指す汎用端末を利用した決済ソリューションのデモを実施(参考記事)。mPOS事業者向けに新サービスとして提供を目指している。電子マネーでは「Suica」決済の支払いデモを行った。

エプソンのブースでは、フライトシステムコンサルティングが提供する汎用機を活用した決済ソリューション「Tapion」のデモを実施した。国際ブランドのタッチ決済に対応可能だ。なお、決済後はエプソンのサーマルプリンター「TM-P80Ⅱ」でレシートを印字するデモを実施している。

アイティフォーは、2月28日にリリースしたAndroid OSを搭載した最新のモバイル型マルチ決済端末「SATURN(サターン)1000F2」などをCastles Technologysのブースで展示した。

Castles Technologyのブースでは、アイティフォーに加え、ジィ・シィ企画やカードサービスといった代理店が出展。さまざまな端末が展示されたが、「S1P-Saturn1000P」は日本市場の顧客ニーズを踏まえて開発された商品だという。

Pax Japanは、新型の決済ハードウェア「Elysシリーズ」を紹介。Elys Workstation14 に接続して利用できるElys Tablet07 は店員が持ち運んで利用することが可能だ。また、ハンディタイプのElys Eye Touchはバーコードスキャナ等で利用可能だ。また、M9200やA6650も展示している。

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