2023年10月6日12:20
リップルは、米国時間の2023年10月3日、シンガポールに拠点を構えている同社の子会社Ripple Markets APAC Pte Ltdがシンガポール金融管理局(MAS)より主要決済機関(MPI)ライセンスを取得したと発表した。
リップルのデジタルペイメントトークン(DPT)向けMPIライセンスの発行は、2023年6月に発表されたMASによるライセンス申請の基本承認に続くものだ。シンガポールは、決済サービス法を通じてDPTのための柔軟で先進的な規制の枠組みを確立した国家の1つであり、それにより、デジタル資産のイノベーションに向けた活発なエコシステムの1つを構築したという。
今回のライセンス取得により、リップルはシンガポールで規制されたデジタル決済トークンサービスを提供し続けることができる。リップルのビジネスの90%以上は米国外で行われており、シンガポールをはじめとするアジア太平洋地域は最も急成長している地域の1つとなる。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト