2024年1月24日17:43
楽天ペイメントは、非接触ICカード技術 FeliCa(フェリカ)を提供するソニーと共同で、神奈川県横浜市立高田中学校でIC型電子マネー「楽天 Edy」などに関するキャッシュレス授業を2024年1月24日に実施した。
近年、社会のデジタル化を背景に、キャッシュレス決済の活用の場がさらに広がっている。2021年度からの中学校新学習指導要領では、技術・家庭科に計画的な金銭管理に関する内容が新設されるなど、子どもたちがキャッシュレス決済の普及に伴い多様化した購入方法・支払い方法の特徴を理解することが求められている。
同教育プログラムは、子どもたちが社会との関わりを実感しながらキャッシュレス決済の技術や意義を理解し、正しく活用できるように支援するためのものだという。楽天ペイメントと楽天Edyは、同教育プログラムの開催目的に賛同し、授業内のコンテンツ企画および制作においても協力した。
当日は、楽天ペイメント社員が講師として登壇し、「楽天Edy」をはじめとしたキャッシュレスの仕組みや決済方法などの基本的な情報から、キャッシュレスの利便性や価値、留意点や今後の社会の変化等、キャッシュレスに関する様々なテーマについて授業を行った。
実際に授業に参加した生徒からは、「キャッシュレス決済の仕組みについて知ることができて興味深かった。」「これからキャッシュレス決済を使う機会が増えてくると思うので、今日学んだ注意点に気を付けて使っていきたい。」という声もあり、先生からは「生徒たちにはキャッシュレス決済を利用する上で、メリットとデメリットを理解し、大人になった時に自分たちの判断でキャッシュレス決済を活用していってほしい。今後もキャッシュレス教育には力を入れていきたい。」とキャッシュレス授業への手応えを感じていたそうだ。
なお、楽天ペイメントと楽天Edyは、2023年4月16日に小学校低学年向け親子キャッシュレス教室を開催、2023年8月3日には神奈川県横浜市立南高等学校附属中学校でキャッシュレス授業を実施するなど、さらなるキャッシュレス化の推進に向けた取り組みを積極的に行ってきたという。
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ペイメントナビ編集部
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