2023年6月7日8:00
国内の法人決済は請求書払いが中心で、国際ブランド決済を受け付けている企業は決して多くはない。現在、仕入れや原材料費をはじめ、ベンダーに払う経費全体の2%程しかないという調査もある。
そのため、国内のクレジットカード会社などは法人決済市場の拡大に向けて様々な取り組みを行っている。大手向けのコーポレートカードに加え、中小や個人事業主向けのビジネスカード、購買用のパーチェシングカードなど、さまざまな取り組みが行われている。最近では、会計や経費管理サービスなどを提供する企業の参入も増えてきた。
また、カード決済を行いたいバイヤー(購入者)と、カード決済を受け付けていないサプライヤー(カード非加盟店)の橋渡しを行うソリューションとして、「請求書カード払い」を展開する企業も増えてきた。カード会社が自ら行うケースに加え、請求書管理や決済代行事業者がサービスを提供するケースもある。
法人決済分野は成長途上であり、さらなる成長が期待される。また、新たなソリューションが国内で展開されると思われる。
そこで、今回のフォーカスでは、クレジットカード会社の取り組みを中心にビジネス向けの決済を取り上げる。
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